世界ピンホールデーに（久々に）参加...

毎年4月の最終日曜日は、世界ピンホール写真デー。写真機の原点である、ピンホールカメラ（針穴写真機）で撮影した写真をアップロードして、様々な針穴写真を見て楽しもうという、世界的なイベントの日です。まぁ、イベントと言ってもどこかに行って参加する訳でもなく、手持ちのピンホールカメラや針穴写真機で撮影してアップするだけ。撮影する被写体もテーマも自由、とまぁ、ゆる〜いけれどユニークなイベントなのです。ま、針穴写真自体が、仕上がりがゆるくてふわふわで、眠い絵になるんですけどね。それがまた面白いんです、ハイ。

ってことで、しばらくぶりに参加してみました。手持ちのデジタル一眼レフ、SONY謹製「α300」（古っ）に、ボディキャップ改造型ピンホールレンズをくっつけたのがこの写真。で、こいつに三脚くっつけて、次女たんと一緒に家の近くをうろうろお散歩。で、撮ってみたのがこちらでございます。はい、どうぞ（↓）。

（上は世界ピンホール写真デーのサイトにアップロードした作品でございます）

（こちらは、某ショッピングセンターの駐車場から撮影した松山市内の風景。遠くに見える左側の山頂にあるのが、松山城でございます）

とまぁ、眠くてボヤボヤで、夢の中で見たようなイメージの写真が撮れるのがピンホール写真＝針穴写真の特長です。そりゃもう、レンズというガラス玉なんかないレンズ＝針先でつっついたような小さい穴がレンズ代わりな訳ですから。しかもシャッタースピードが、真っ昼間でも10秒や15秒、状況によっては数分のバルブ撮影などという、まぁ、のんびりしたペースで撮影する写真な訳ですね。
ちなみにリサイズしてちょっとだけシャープネスかけただけのシロモノ。あ、CCDがひどくゴミまみれだったので、最低限のゴミレタッチはしましたが。

で。この写真。ちょこっと画像処理ソフトでトーンやコントラストを補正（オート）してみると…こうなりました、はいどうぞ！

わはははは。見違えるような色の変わり様。気持ち程度ですがクッキリハッキリ、なんとか見れる写真になりましたなぁ。恐るべし画像処理ソフトwww

で、ピンホール写真ってのは、意外なほどつくるのがカンタン。カメラ（フィルム一眼レフでもデジタル一眼レフでもどっちでもOK）のボディキャップの真ん中に大きめの穴をあけて、アルミ板（ビールの空き缶を切って伸ばして平らにしたもの）に針で小さい穴あけて、金属バリを取るためにやすりで削って薄くして。それをボディキャップの穴の真ん中に合うようにペタリと貼付けてしまうだけ。あとは、撮影する日の明るさに応じて、シャッタースピードをいろいろ変えて撮影しちゃいましょう。画角も映る範囲も当てずっぽう。数打ちゃ当たるで撮りまくれば、まずまず納得できる写真が撮れちゃいます。

ので、ぜひ興味のある方は楽しんでやってみてくださいませ。

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