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かれこれ10年も前のデジカメ『Caplio RX』を引っ張り...

caplio_rx

2004年に発売だからもう11年も経つんですねぇ。結構いろいろ撮影したなぁ。
てことで、押し入れの片付けをしてたら転がり出てきたガラクタデジカメを久々に使ってみようという酔狂なことをしてみました。トップバッターはRICOH Caplio RX。どんなデジカメだったかというと…

●今やスマホやガラケーでも採用していない、324万画素CCD(ちなみに1/2.7インチ)
●28〜100mmの3.6倍ズーム
●SONYのサイバーショットなどで一世を風靡した、レンズが端っこについたスティック型
●RICOHのデジカメならではのレンズ前1cmまで寄れるマクロ撮影

で、

●単三電池も使えるが専用のリチウム充電池を使うと電池がいつまで経ってもなくならない、通称『原子力電池』

と、その当時としては結構重宝したスペックなのでした。レンズやAFがジージーうるさいとか、手ブレ補正機能が導入されていないとか、絞りを調整できない(Pモードオンリー)とかいろいろ惜しいところもあったけど、結構愛用してました、嫁が。

詳しくは昔のレビュー記事とか新製品ニュース記事とかを見てくださいませ。

さてそんなクラカメデジカメを久々に使ってみていろいろ撮ってみたのが…こちら。

rx_28mm
▲これが広角端、28mm相当。

で、

rx_100mm
▲同じところからズームした望遠端、100mm相当。

で、で!

rx_digitalzoom
▲そこからさらにデジタルズーム3.4倍をかけてみたところ(341mm相当)ですが…これはダメね。今のデジカメのような超解像技術や画素間補完技術がないから、ま、致し方ないですが。

んで!んで!
RICOHのデジカメの特長と言えば、これなんですよ、コレ!

rx_macro

レンズ前1cmまで接近して撮影できるというMACRO機能。これがあるからRICOHのデジカメはやめられないと言っても過言ではない特長。あたかも自動車メーカーのMAZDAの環境ディーゼル「SKYACTIVE-D」のような(というのは言い過ぎ+大げさか)。まぁでも、なんか特筆すべき性能と魅力があるシロモノには惹かれるわけです、ハイ。

ちなみに、一応最新のスマホであるiPhone6で同じように撮影してみた写真が…こちら。

iphone6

いやもうね、緻密さとか表現力とか解像感とか、10年前のたかだか324万画素コンパクトデジカメではスマホに敵いませんよ。勝てる見込み、ありゃしません。

でも、なんかいいんですよね。使っていた若かりし頃のことがよみがえる、思い出補正がかかっているのはまちがいないですが、それを含めてもいいんですよ。何となく、撮影してみたくなるんですよね。

というわけで、原子力電池をフル充電しちゃったので、電池が切れるまでしばらくCaplio RXと遊んであげることにします。さてさて、明日は何を撮ろうかな〜?

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